ヘッダーをスキップ
Oracle TimesTen In-Memory Databaseエラー・メッセージおよびSNMPトラップ
リリース7.0
E05175-01
  目次へ
目次
索引へ
索引

前へ
前へ
次へ
次へ
 

エラー10000 - 10999

エラー番号
エラーまたは警告メッセージ
詳細
10001 
Only temporary data
stores with diskless or
no logging allowed in
diskless mode 
デーモンがディスクレス・モードで実行している状態で、永続データ・ストア、またはロギングが有効でディスクレスではないデータ・ストアに接続しようとしました。このエラーの発生を回避するには、一時データ・ストア、またはロギングが無効なディスクレス・データ・ストアに接続してください。
10002 
No record of a data store
located in '<location>' 
警告: データ・ストアを作成するときに、データ・ストアのチェックポイントまたはログ・ファイルと類似した名前を持つファイルがデーモンで検出されました。
これは、新しいデータ・ストアであるため、TimesTenデーモンはそれらファイルの後にチルダ(~)を付けて名前を変更しました。これは、適切なユーティリティを使用せず手動でチェックポイント・ファイルを移動した場合、またはTimesTenデーモンが新しいファイルを置く場所に、以前のバージョンのデータ・ストア・ファイルが存在する場合に発生します。
10003 
Unexpected data store
file exists for new data
store: <description>. 
データ・ストアに接続する際、互換性がないか、または存在すべきではないチェックポイントまたはログ・ファイル(あるいはその両方)が存在します。詳細は、説明フィールドを参照してください。
既存のデータ・ストアを破棄し、接続文字列にOverwrite=1を指定して新しいものに置換できます。次に例を示します。

ttisql -connStr "dsn=myDSN; overwrite=1"

10004 
Unable to connect to
daemon: <error_details> 
プロセスがTimesTenデーモンとの通信を開始した際、通信プロトコル・エラーが発生しました。これは、TimesTenデーモンのポートで実行しているTimesTenデーモン以外のプロセスが原因であると考えられます。ttStatusを使用して、TimesTenデーモンが実行されているか、およびどのポートで実行されているかを確認してください。
10006 
Busy with another policy
request 
RAMポリシーの変更、レプリケーション・エージェントの開始、RAMへのデータ・ストアの保存などのリクエストを実行しようとしましたが、他の関連するポリシー・リクエストが実行中のため、タイムアウトとなりました。
10007 
Could not wait for not-
in-flux 
内部エラーです。Oracleサポート・サービスに連絡してください。
10008 
Data store was deleted
while daemon was waiting
for completion of
changing the state of the
database 
RAMポリシーの変更、レプリケーション・エージェントの開始、RAMへのデータ・ストアのロードなどのリクエストを実行しようとしましたが、データ・ストアが削除されています。
10009 
RAM load ignored due to
ramPolicy setting 
RAMにデータ・ストアをロードしようとしましたが、データ・ストアのRAMポリシーがmanualではありません。RAMに対してロードまたはアンロードを実行する前に、ttAdmin -ramPolicy を使用してRAMポリシーをmanualに変更してください。
10010 
RAM unload ignored due to
ramPolicy settign 
RAMにデータ・ストアをアンロードしようとしましたが、データ・ストアのRAMポリシーがmanualではありません。RAMに対してロードまたはアンロードを実行する前に、ttAdmin -ramPolicyを使用してRAMポリシーをmanualに変更してください。
10011 
Data store is currently
not being managed 
RAMのデータ・ストアをアンロードしようとしましたが、データ・ストアを管理するTimesTenサブデーモンがありません。
10012 
Replication Agent was not
started due to repPolicy
setting 
データ・ストアのレプリケーション・エージェントを開始しようとしましたが、データ・ストアのレプリケーション・ポリシーがalwaysになっています。これは、レプリケーション・エージェントがTimesTenデーモンによって自動的に起動または再起動されることを意味します。ttAdmin -repPolicyを使用してレプリケーション・ポリシーをmanualに変更して、レプリケーション・エージェントの有効化を手動で行うようにします。詳細は、『Oracle TimesTen Replication - TimesTen to TimesTen開発者および管理者ガイド』のレプリケーション・エージェントの起動と停止に関する説明を参照してください。
10013 
Could not start
Replication Agent for the
requested data store 
レプリケーション・エージェントの初期化中にエラーが発生しました。詳細は、ユーザー・エラー・ログを参照してください。
10014 
Could not spawn
Replication Agent for the
requested data store.
Please refer to user
error log for further
information 
TimesTenデーモンは、レプリケーション・エージェントを生成できませんでした。メモリーまたはプロセス表領域が不足していないかを確認してください。
10015 
Could not stop
Replication Agent for the
requested data store.
Please refer to user
error log for further
information 
レプリケーション・エージェントの停止に失敗しました。データ・ストアが存在しており、レプリケーション・エージェントが稼働していることを確認してください。
10016 
Replication Agent was not
stopped due to repPolicy
setting 
データ・ストアのレプリケーション・エージェントを停止しようとしましたが、レプリケーション・ポリシーがalwaysに設定されています。レプリケーション・ポリシーの設定の詳細は、『Oracle TimesTen Replication - TimesTen to TimesTen開発者および管理者ガイド』のレプリケーション・エージェントの開始と停止に関する説明を参照してください。
10017 
OracleId not set 
データ・ストアのキャッシュ・エージェントを開始しようとしましたが、OracleID接続文字列の値が設定されていません。DSNでOracleID属性が正しく定義されていることを確認してください。
10018 
ORACLE_HOME not set 
データ・ストアのキャッシュ・エージェントを開始しようとしましたが、ユーザー環境にORACLE_HOMEが設定されていません。ORACLE_HOME環境変数を適切に設定してください。詳細は、『Oracle TimesTen In-Memory Databaseインストレーション・ガイド』のORACLE_HOME環境変数に関する説明を参照してください。
10019 
ORACLE_HOME path too long 
ORACLE_HOME環境変数の値が長すぎます。適切な長さを設定して、必要に応じてシンボリック・リンクを使用します。『Oracle TimesTen In-Memory Databaseインストレーション・ガイド』のORACLE_HOME環境変数に関する説明を参照してください。
10020 
Could not stop cache
agent for the requested
data store. Please refer
to user error log for
further information 
キャッシュ・エージェントの停止に失敗しました。ttStatusを使用して、データ・ストアが存在しており、キャッシュ・エージェントが稼働していることを確認してください。
10021 
Cache agent was not
stopped due to cache
agent policy setting 
データ・ストアのキャッシュ・エージェントを停止しようとしましたが、データ・ストアのキャッシュ・エージェント・ポリシーがalwaysに設定されています。これは、TimesTenデーモンによってキャッシュ・エージェントの起動および再起動が自動的に実行されることを意味します。ttAdmin -oraAgentPolicyを使用してキャッシュ・エージェント・ポリシーをmanualに変更して、キャッシュ・エージェントの有効化を手動で行うようにします。
詳細は、『Oracle TimesTen Cache Connect to Oracle開発者および管理者ガイド』のキャッシュ・エージェントの起動と停止に関する説明を参照してください。
10022 
Failed to set ORACLE_HOME 
TimesTenデーモンはORACLE_HOME環境変数を設定できませんでした。メモリーが不足していないかを確認してください。ORACLE_HOMEの設定の詳細は、『Oracle TimesTen In-Memory Databaseインストレーション・ガイド』のORACLE_HOME環境変数に関する説明を参照してください。
10023 
Failed to set
LD_LIBRARY_PATH 
TimesTenデーモンはLD_LIBRARY_PATH環境変数を設定できませんでした。メモリーが不足していないかを確認してください。LD_LIBRARY_PATHの設定の詳細は、『Oracle TimesTen In-Memory Databaseインストレーション・ガイド』の共有ライブラリ・パス環境変数に関する説明を参照してください。
10024 
Could not start Cache
Agent for the requested
data store 
キャッシュ・エージェントの初期化中にエラーが発生しました。詳細は、ユーザー・エラー・ログを参照してください。
10025 
Could not spawn Cache
Agent for the requested
data store 
TimesTenデーモンは、キャッシュ・エージェントを生成できませんでした。メモリーまたはプロセス表領域が不足していないかを確認してください。
10026 
Some cache groups that
hold triggers and other
objects in Oracle may
exist in the data store,
drop all the cache groups
before destroying the
data store 
データ・ストアに、Oracleデータベース上のトリガーおよびその他のオブジェクトを保持するキャッシュ・グループが含まれている場合、ttDestroy処理はそのデータ・ストアを破棄できません。キャッシュ・グループを削除し、破棄操作を再試行してください。